2010年06月10日

宇宙をみる。



切り株の中に、なにか別の世界というか、ぼくの居る宇宙とは異なる宇宙をみたような気になり、それで写真を撮った。蟻ぐらいの大きさになって、この宇宙の中で二、三日過ごしてみたいけれど、それは空想でしか成り得ない世界観。だから、ここでは「宇宙」ということにした。
悪者は真に悪いのか、または、その逆は。いまどきは、悪者を必要としているそんな時節なのだろう。悪者が暗躍することを指しているのではなく、社会が排除すべき対象としての悪者。つくられる悪者が存在し得るとしたら、やはりそれを認め、それに縋ってしまう社会の方がよっぽど悪者だろう、と思った。
この切り株の中の宇宙には、悪者は、悪者を求める社会は、存在しないと思いたい。たった半径15センチほどの宇宙なのだから、それを妄想と決めつけることは止めておこう。
  


Posted by sousuke at 11:24Comments(0)どうでも良いこと