2009年12月08日

you'd be so nice…

 土曜の夜、僕は一人で権堂にいた。ダイヤモンドタウンの向かいにあるラーメン屋「うまか亭」でジョッキビールを2杯、それからラーメン。スープを啜るとドンブリに書かれた文字が見えてきた。宝くじを買ってみよう、だと。数回しか買ったことがなく、この年末も買う気などまったくなかった宝くじ。ラーメン屋の店主にそれを言うと、「一枚だけでも買ってみたら」と、返された。しかし、一枚だけ買うことはないな、たぶん。
 それから、45歩ほど歩いて雑居ビルの2Fにあるバー「ミュージシャン」へ。ここにはぼくのボトルがある「ブラックニッカ」、それを大きな氷を一つだけ入れたグラスで飲んだ。途中、喉が渇いたので「ギネス」の黒いビールをオーダーした。それから、隣の夫婦らしきカップルからスコッチを頂き、バーボンも飲んだ。マスターが「何か聞くか」と聞いてくれたので、その曲をリクエストしてみた。最初にオランダの女性歌手がかなり個性的なアレンジで唄い、それには満足できなかった僕は「オリジナルぽいやつ」と言って、再びリクエストし直した。その次に流れた「you'd be so nice to come home to」は、とてもよくて、心に染みた。
youd be so nice…

 この曲名の和訳にはあるエピソードがあって、大橋巨泉だか誰かが当初間違って「帰ってくれれば良いのに」としたが、その後に誤りに気づいた、とか。なので「あなたのもとに帰れたら、うれしいのに」って感じの方が正しい和訳になるらしい。そういえば、そういう拒絶というより誘っているような歌声だと思う。代表的なヘレン・メリルのほかに、フランク・シナトラとか男性ボーカリストもカバーしているこの曲のことは、いろいろと謎な部分も多いよう。しかし、強めのアルコールにぴったりだな、このヘレンの歌声は。

で、これはJulie London が唄うその曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=fDgtwJ_-wRc


http://www.facebook.com/edes.arai
同じカテゴリー(ありがちな日常のこと)の記事画像
そこにある現実。
現実逃避
きのうは、
嘯く。
TEAM結成。
ゴーシュにて。
同じカテゴリー(ありがちな日常のこと)の記事
 そこにある現実。 (2012-02-16 07:10)
 現実逃避 (2012-02-14 16:20)
 きのうは、 (2012-01-29 09:36)
 嘯く。 (2012-01-17 08:43)
 TEAM結成。 (2011-12-19 10:55)
 ゴーシュにて。 (2011-12-13 21:11)

Posted by sousuke at 11:34│Comments(0)ありがちな日常のこと
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。