2009年12月10日

あのときの朝。

 ソウスケと散歩しながら、ふと田んぼを見ると薄い氷がはっていた。それを見て、氷点下まで下がったんだなと、冬の朝を実感した。いや、待てよ。ぼくが子どもの頃は、こんなものじゃなかったな。指先がすぐに冷たくなるから、厚手の靴下を履いて、それでスノトレ。みんなオニツカのスノトレを欲しがっていたし。もちろん手袋もした、スキー用のものまで引っ張り出したり。耳もちぎれそうになるので、耳宛。毛糸のものやヘッドホーンタイプのもの、あれは確かイヤーマッフルとか言ったっけ。耳宛つきのキャップもあったな。それでも、あんまり寒いので頬は真っ赤のガサガサ、眉毛は霜で真っ白。瞬きすると睫毛がくっついて、鼻で息をすれば鼻毛まで凍りついた、あのときの朝。
 今朝は、手袋要らずで足元はふつうのスニーカー。靴下も夏と同じもの。鼻毛が凍ることもなく、吐く息だって、たいして白くならない。それが、人間が出し続けた二酸化炭素のせいかどうか、そんなこと知らんけど、やっぱり温暖化してますね。昔のことを思うだけで、そのことを実感します。
あのときの朝。



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Posted by sousuke at 09:21│Comments(0)
 
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