2009年11月16日

去り行く秋。

 女郎蜘蛛というらしい、大きな蜘蛛が果てていた。真冬、雪に埋もれた何か支柱の根元を掘っていて、冬眠していた小さな蜘蛛を起こしてしまったことがある。なので、蜘蛛は冬を越すものと思っていたが、この女郎蜘蛛は果てていた。蜘蛛の巣にある幾つかの糸の塊は、蜘蛛の卵なのだろうか。この女郎蜘蛛は産卵して、生命を繋いでから果てたのか。
 嫌われ者の蜘蛛でも、こういう姿は物悲しい。しかし、卵からはまたたくさんの女郎蜘蛛が生まれるのか、それを思うと嫌な気分になるな。やっぱり、蜘蛛は嫌いだ。
去り行く秋。



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Posted by sousuke at 15:04│Comments(0)思いついただけのこと
 
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