手をつなごう、そして。

sousuke

2012年02月01日 12:07



 はじめて異性と、つまりは女の子と手をつないだのは、母や祖母や近所の幼馴染というのではなくて、好きだとかたいしてそうでもないんだよなあとか、そういう気持ちを持ちながら女の子に触れてつないだのは、いつだったか。まったく覚えていないのです。はじめて好きになったのは誰かということすら記憶になく、そういえば、誰かを好きになったことなんてあったのか。仮にあったとしても、それは遠い昔に置いてきてしまったんだよな、そんな「好きになる」という感情は。
 手をつなぐ、そうするとそのつないだ手が温かくなって、心の方もほっこりとしてくるような、そんな気がするのはなぜなのか。残念ながらそうすけ(犬)は足ばかりが4つもあって、つなぐ手がない。そうすけ(犬)と手をつないで歩いたら、さぞかし楽しくほっこりすると思うんだけれど、それが為せないというは案外さみしい。それで、ぼくは毛糸の厚い手袋をしてそうすけ(犬)とともに雪道を歩くのでした。そのうち、ぼくにとってのつなぐ手がみつかるかも知れない。そんなわけないよ、と思いつつ。

 それでも、手をつなぐのって「守ってあげたい」とか「守ってね」とかいう、お互いの気持ちの確認作業のような感じもする。「作業」なんていう言い回しは、あまり好きじゃないんだけれど。そのことを急に思い付いたので、このブログに書き記しておこう。それで、つなぐ手がある人々は、その手をやさしくしっかり握ってください、そして…。

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