空の色。

sousuke

2011年12月16日 12:17



 昨夜、ある人物からぼくのこのブログについてのご意見を拝聴した。「最近なんかまともなこと書いてるね、以前の自虐ネタぽい方がよかったなあ」という感じ。まあ、ブログを書く人もいろいろいれば、それを読む人だっていろいろ、というわけだから「最近のはあまりおもしろくない」と言われれば、それはそれで甘受します、けれど。
 しかしながら、そんなぼくの自虐ネタへの期待も裏切れないなあ、と思うので、その「自虐」というのを頭の片隅に置きながら、今日のブログを書いてみようと思う。

 とはいえ、早々にはそんなネタがみつからないので、諦めてしまおう。そんなわけで前回の続きっぽく、父親のことを書きます。ぼくの父親はそうとう自由奔放な人物で、テレビの写りが悪いからといって、そのテレビを2階から投げ捨てたり、もちろんブラウン管ごと砕け散ったのだけれど、他にもそれ以上の武勇伝が数々あった。父は自営で商売をしていて、たまに見習いの人がやってきて仕事の手伝いなとをしていたのだけれど、その人の小指が不自然に短い、とか。バリバリ働いてバリバリ呑んで食って、それでバリバリ遊んでいた、ようだった。毎週必ず焼肉や寿司の外食をしたりして潤っていたときもあったが、急転直下で作業所も住居も失うことにもなった。そんな父の子どもであったぼくも、そんな大きな波のうねりにのまれたりしながら、まあなんとか無事に育ってきたわけです。
 それで、そんなぼくもいつの間にか父親になっていた。どのように写っているのだろう、ぼくの子どもからみた父親としての、ぼくは。

 それで今日の、空の色。どんよりとした雲からは、今にも雪が降ってきそうな気配がしました。
(このブログじゃあ、またまたあの人物からクレームだな…)

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